RECRUIT JOBS RECRUITMENT

Stand Out!

簡単に解決できないから社会課題。
企業とともに新しい主婦の働き方を模索。

福田 翔子
ソリューション営業統括室
ソリューション企画部 部長
2005年入社
主婦の就業サポートと、採用難で苦しむ企業・業界のマッチングを目指すリクルートジョブズ。労働人口減少、少子高齢化が叫ばれ人材不足が問題視される中、主婦の力を積極的に活用しようというムーブメントが生まれています。この推定約170万人といわれる、ママたちが自分らしく就業できる世界をクライアントと協働しながら、サポートしていくことを目指しています。

主婦が働く「制約条件」と
実態を伴わない「主婦歓迎」

私が「主婦活用」というテーマに向き合い始めた時、女性だけにフォーカスすることに違和感を覚えました。なぜなら、本当にダイバーシティが実現している世界はそれを意識する必要がない世界だと思っていたからです。ところが、実際に主婦の方に話を聞くと、「保育園の時間があるから残業はできない」「子どもが熱を出した時にかけつけられるように職場は近くにしたい」など、避けがたい「制約条件」があることに気づかされました。それでも、「4時間でいいから社会との接点を持ちたい」「働くことを通じて地域の役に立ちたい」と語るのを聞き、果たして自分はそこまで真摯な思いを持って仕事ができているのかと逆に考えさせられました。一方で企業側の期待を見ると、『タウンワーク』の「主婦歓迎」マークの掲載企業がこの2年間右肩上がり。6割近くの企業が「主婦歓迎」の旗を掲げています。ところが「まず、昼間の2時間勤務で採用して、徐々に勤務時間を延ばしていきましょう」という提案をすると、断られるケースが少なくはない。「歓迎はするけど、主婦向けの仕事に組み換えられていない」という現状が見えてきました。

フィジビリティスタディの先に
見えてきた課題

話し合いを続けて見えてきた仮説は2つ。主婦が働く上での制約条件は「時間」と「エリア」であること。仕事探しの緊急度はそこまで高くなく、「いい仕事があればやってみよう」という方が多いということ。この仮説に対して、時間・エリアが合致した案件をメールでお届けするスタイルで試してみました。その結果、仮説は間違いなさそうだと言う手ごたえと同時に、条件の合致率が相当高くなければアクション出来ないことや、条件だけではない不安も根深くあることがわかりました。彼女たちの不安を取り除いた環境・機会をどれだけ提供できるかが、社会課題の解決につながるのではないかということをより強く実感しました。

クライアントとともに
主婦の新たな働き方を模索

課題が山積みの現状を、経営ボードへ報告したときです。発表後、役員から「そんなに簡単に解決できたら、本当の社会課題じゃないよ。どうしたら彼女たちが輝けるのか、本気で考えてくれ」と励まされました。思いがけず胸が熱くなり「絶対にこの状況を変えて、良い世界をつくってみせる」という覚悟が生まれました。現在、主婦向けに昼だけのシフトを切り分け、オファーする試みを顧客と検討しています。具体的には主婦の目線で接客する新シフトでの採用提案や託児サービスをセットにした雇用などです。さらに、「まましごと応援団」として、主婦が主婦らしく働けるような環境づくりに取り組む組織を賛同いただける企業様と一緒に立ち上げました。私自身、母親が働きながら3人の子供を育てる姿を見ており、主婦のやるべきことをテキパキこなす力や責任感の強さは、企業にとって絶対にプラスに働くと信じています。自分らしく輝く新しい主婦像を、多くの人を巻き込みながら創っていきたいです。